コラム

Ubersuggestとは?使い方や評判を徹底解説

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)はどのようなツールなのか、どのようなことが分かるのか知りたいのではないでしょうか?

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは、キーワードの検索ボリュームや競合サイト分析ができるSEOツールです。1日に利用できる回数や表示件数に制限があるものの、無料で利用できます。

利用回数や表示件数の制限がなくなる有料版の料金は他のツールと比べて安価なので、コストを抑えたい人におすすめです。

chrome拡張機能版も用意されており、無料版のネックである利用回数に制限がなく、最低限必要な機能が利用できます。

この記事では、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とはどのようなツールなのか、キーワード分析・競合サイト分析する場合の使い方、Ubersuggestの評判について解説します。

Ubersuggestとは

Ubersuggestとは 使い方 評判

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは、キーワードの検索ボリュームチェックやキーワード選定、競合サイト調査、被リンク調査が行えるSEOツールです。ブラウザ上で稼働するツールなので、必要な時にすぐに使えます。

利用回数に制限はあるものの無料で使うことができ、有料版とchrome拡張機能版も用意されています。

Ubersuggestの特徴は以下の4点です。

  • キーワード分析と競合サイト分析ができる
  • 無料版は1日の利用回数や表示件数に制限あり
  • 手ごろな料金で利用できる有料版
  • 検索件数の制限が緩和されるchrome拡張機能版

Ubersuggestの特徴について解説します。

キーワード分析と競合サイト分析ができる

Ubersuggestでできることは、キーワード分析と競合サイト分析です。

Ubersuggestの検索ボックスにキーワードを入力することで、キーワードの検索ボリュームやSEO難易度、有料難易度、クリック単価などの情報が表示されます。

検索ボックスにWEBサイトのURLを入力した場合に表示される情報は、WEBサイトのオーガニックキーワード数や月間オーガニックトラフィック、ドメインスコア、被リンク数などです。

無料版は1日の利用回数や表示件数に制限あり

Ubersuggestは無料で使えるSEOツールです。ただし、1日に検索できるキワード数が3個までだったり、表示される件数に上限があったりするため、大量のキーワードやWEBサイトを調査する場合には不便かもしれません。

利用制限があるものの、無料のツールとしては十分すぎるほどの機能が利用できる優秀なツールです。

手ごろな料金で利用できる有料版

Ubersuggestには、利用料金を毎月払うサブスクリプションプランと、一括払いの買切りプランが用意されています。サブスクリプションプランは月額2,999円から9,999円で、買切りプランは29,990から99,990円です。

それぞれのプランは、個人や小規模ビジネスのパーソナル、中小企業向けのビジネス・大企業や専門業者向けのエンタープライズに分かれており、用途や目的に合わせて選択できます。

サブスクリプションプランには7日間の無料お試し期間が用意されているため、実際に使ってみて有料化するかを判断しましょう。

有料版Ubersuggestの無料版との違いや料金プランについては、下記の記事で詳しく解説しています。

有料版Ubersuggestの無料版との違いと料金プランを解説

検索件数の制限が緩和されるchrome拡張機能版

Ubersuggestをよく利用している人にもあまり知られていないようですが、Ubersuggestにはchrome拡張機能版があります。

chromeの検索ボックスにキーワードを入力するだけで、以下のような情報がコンパクトに表示されます。

  • キーワードの検索ボリューム
  • 平均CPC
  • Domain Authority
  • ページごとの流入見込み

検索上位記事を確認するついでに上記の情報も同時に確認できるため、作業効率が大幅に上昇します。無料版では1日に3回までしか検索できませんが、chrome拡張機能版では数十回は検索可能です。

また、上位表示されているURL別の流入キーワードと順位が確認できるので、競合記事対策としても利用可能です。

chrome拡張機能版については、下記の記事で詳しく解説しています。

Ubersuggestのchrome拡張機能を使った上位記事分析|kokubu works (affi-biz.com)

Ubersuggestの使い方

Ubersuggest公式ページを開くと上記の画面が表示されます。

Ubersuggestでキーワード分析する場合の使い方は、「ドメインかキーワードを入力」と書かれている場所へ調査したいキーワードを入力し、「検索」ボタンをクリックするだけです。

キーワード分析

以下の項目の内容が画面に表示されます。

  • キーワード概要
  • キーワード候補
  • コンテンツ候補

「Ubersuggest」というキーワードで検索した場合に表示される内容を参考に、何が分かるのかを解説します。

キーワード概要

無料版を私用しているため、【Ubersuggest 無料版 を使用中。】と表示されています。また、【3回中2回のデイリー無料検索が利用可能】という表示は、本日1回目の使用だということです。

キーワード概要では、以下の4点が確認できます。

  • 検索ボリューム
  • SEO難易度
  • 有料難易度
  • クリック単価【CPC】

また、検索ボリュームの推移も確認できます。無料版なので、表示されるのは過去5か月間のみです。

キーワード候補

キーワード候補には、サジェストキーワードが数個表示されます。「キーワード候補をすべて見る」をクリックすると画面が切り替わり、キーワード候補すべてが表示されます。ただし、無料版で表示されるキーワード数は最大で20個までですCSVに出力したり、クリップボードへコピーしたりすることもできます。

フィルタリング機能が利用でき、以下の6項目で絞り込むことも可能です。

  • 検索ボリューム
  • SEO難易度
  • 有料難易度
  • クリック単価【CPC】
  • 含めるキーワード
  • 除外するキーワード

コンテンツ候補

コンテンツ候補には、入力したキーワードで検索した場合に上位表示されるページタイトルとURL、流入見込み、被リンク数が表示されます。

流入見込みとは、そのページが1か月間にどのくらいの検索されるかの見込み数です。流入見込みが8,449の場合は、入力したキーワードを含めたすべてのキーワードで、1か月に8,499回検索されると予想されていることになります。

数値の横の「キーワード」をクリックすると画面が切り替わり、以下のような画面が表示されます。

該当するページは、検索ボリューム480「ubersuggest 使い方」では1位、検索ボリューム9,900「ubersuggest」では10位ということです。

調査したキーワードで何位なのかだけでなく、他のキーワードでは何位なのか、どのくらいの検索ボリュームのキーワードで上位表示できているのかまで分かります。

競合サイト分析

Ubersuggest公式ページを開くと上記の画面が表示されます。

Ubersuggestで競合サイト分析する場合の使い方は、「ドメインかキーワードを入力」と書かれている場所へ調査したいURLを入力し、「検索」ボタンをクリックするだけです。

以下の項目の内容が画面に表示されます。

  • トラフィック概要
  • SEOキーワードランキング
  • トップSEOページ
  • SEOキーワード

「neilpatel.com」というURLで検索した場合に表示される内容を参考に、何が分かるのかを解説します。

トラフィック概要

トラフィック概要で確認できるのは、以下の4点です。

  • オーガニックキーワード
  • 月間オーガニックトラフィック
  • DOMAIN AUTHORITY
  • 被リンク数

SEOキーワードランキング

SEOキーワードランキングでは、そのサイトでランクインしているキーワードが、どのくらいの順位で表示されているのかです。

以下の4種類で分類した割合が棒グラフで表示されます。

  • 1~3位(緑)
  • 4位~10位(黄)
  • 11位~50位(オレンジ)
  • 51位~100位(赤)

1~3位である緑色や4位~10位である黄色の割合が多ければ、検索上位表示できているキーワードが多く、SEO的には優秀なサイトであると言えるでしょう。

トップSEOページ

トップSEOページには、そのサイトの中で流入数が多いページが5つ表示されます。

SEOキーワード

SEOキーワードは、そのサイトで上位表示できているキーワードが確認できます。

Ubersuggestの評判

Ubersuggestを利用している人の評判を紹介します。

上記ツイートは、Ubersuggestのchrome拡張機能版について書かれたものです。4/25時点で14,000いいねが付いており、Ubersuggestが非常に多くの人に利用されていることが分かります。

このツイートをした「じきるう」さんは、SEOコンサル事業を行っている株式会社GIGの方です。GIGが運営するフリーランス/副業/複業向けお仕事マッチングサービス『Workship』の編集長をされています。

有料版を2年くらい前から利用されているらしいです。編集長をしている方が太鼓判を押すツールなので、安心して利用できますね。

UbersuggestにGoogleでログインするメリットとリスク

Ubersuggestは、ログインしなくても主要な機能が利用できます。以前はGoogleアカウントでログインすることで検索回数や検索ボリューム数の上限が増加していましたが、現在では増加することはありません。

※以前はログインしていないと表示される検索ボリューム数は10個まででしたが、現在ではログインしていない状態でも最大30個表示されます。

Googleアカウントでログインするメリットは、自身が管理しているサイトと連動してSEO対策のアドバイスがもらえることです。Ubersuggestに対してGoogleのSearch Consoleに関する権限を許可することで、Ubersuggestが自身のサイトを分析してくれます。

Search Consoleの権限をUbersuggestへ与えることは、自身のサイトの詳細なデータがUbersuggestを通じてUbersuggestの利用者に知られてしまうというリスクもあることを理解しておきましょう。

まとめ

Ubersuggestは、キーワード分析と競合サイト分析が無料でできるSEOツールです。無料で利用できるツールとしては、破格と言えるくらいの機能が利用できます。

利用回数に制限がなくなり機能が拡大する有料版は、月額2,990円から利用できます。他のSEOツールよりかなりコストを抑えられる点が大きな魅力です。

キーワード検索時に利用できるchrome拡張機能版も用意されており、目的に合わせて使い分けることで、作業効率が大幅に向上します。

一度もUbersuggestを使ったことがないという人には、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。

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